「切り裂きジャックと世紀末絵画 アートでプロファイル」アーカイブをアップ

「切り裂きジャックと世紀末絵画 アートでプロファイル」 あの切り裂きジャックの真犯人は ビクトリア朝イギリス世紀末の画家リチャード・シッカートという アメリカの推理作家パトリシア・コーンウェル説 彼女に対抗して作品からプロファイル。 夏の眠れな…

なんか涙出て来た。

http://youtube.com/watch?v=qXXbTwL79R0&feature=player_embedded#!この映画とトトロはとても好きです。 ホントに美しい曲。最近自分の勉強のために、、 つべの英語の書き込みや動画を訳したり聞いたりしています。 「千と千尋」って「Spirited Away」って…

グローイングペインと箱庭の夢 ジョセフ・コーネル

12月8日の放送「グローイングペインと箱庭の夢 ジョセフ・コーネル」のアーカイブをアップしました。 ジョセフ・コーネルは、、1903年のクリスマスイブの日にニューヨーク州ニャックというところで生まれました。脳性麻痺の弟と病弱な母の面倒をみながら、独…

シミュレーションアートの話。

水玉模様のフェルメール 193.9x130.3 油彩 1994 シミュレーションアート。1980年代に流行った現代アートの潮流のひとつです。 シェリー・レヴィン、シンディー・シャーマン、ジェフ・クーンズ、色んな作家がこのアートムーブメントから世に知られて行きまし…

おんなもすなるアートといふものを、おとこもしてみむとて、、

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」とは、土佐日記の有名な書き出しだけれど、今の日本ではさだめし「おんなもすなるアートといふものを、おとこもしてみむとて、、」 という書き出しになりそうです。 過日、美術を見たり描いたりす…

ピカソの話。

日記を中断していた間にやっていた ニコニコ動画ユーザー放送のアーカイブを 折りをみて順次上げて行く予定です。今回アップするのはピカソを取り上げた回です。ピカソ、、世界中で知らない人のない作家ですけど、 実は、未だに彼の作品がわからないという人…

あーとふるないとニコニコ放送後記 放送はむずかしい、、。

出だしから放送事故、、 終わりにも放送事故、、。観て頂いたみなさんスミマセン。 秋の夜長に、 エッシャーの絵でもみながらのんびりと、、 と思ってやった企画だったけど、ダダ滑り、、。 ほとんどコメントも反応もなく、、 たんたんと進んでしまいました…

だまし絵の話

北の方は、もう紅葉が始まっているのかな? こちらはまだまだですね。 でも、日ごとに肌寒くなって来ました。昨日はあれこれ忙しく、 帰宅してから放送の準備をしていたら、またしても明け方。今晩(金曜、深夜25時/明日の午前1時〜)から、 いつもの放送(…

明日の深夜はあーとふるないと

ニコニコ動画でユーザー放送「あーとふるないと」を始めて かれこれ1年半が経ちました。 このブログでも告知や放送後記をアップしていたのですが、、、 途中で多忙になってブログを投げ出して、、。これから少しづつ再スタート。明日はフリートークの予定で…

好きなアニメ、、「時をかける少女」

今週のお題「好きなアニメ映画」 そんなにアニメを観るほうではないから、 さほど選択肢はないけれど、 細田守監督の「時をかける少女」は好きです。もともと大林宣彦監督の「時をかける少女」が大好きでした。 未だに好きな邦画の五指に入る名作だと思って…

ツイッター始めました!!

ずっとブログを放置していました。 理由は、、パソコンの不具合で、自分で自分のブログに入れず、 他のことで忙しかったので、そのまま投げ出して^^; ず〜〜っと放置でした。少し余裕が出来たので、いじってみたら、ブラウザの問題でした。 どうやら解決…

文化とアートとサブカルチャー

文化とアートという言葉がごっちゃに使われているような気がします。 本来それは相容れない概念だと思うのですが、、。徒然にそんな話をしました。三回連続でフリートークのアーカイブをアップです。

世界はひとつか?

リビアのカダフィが死にました。 独裁国家は、政権の交代方法を準備していないから、 終る時は、クーデタか、革命か、暗殺か、 どちらにしても、ハッピーエンドとはいかないようです。独裁のすべてが悪とは思わない。 スペインのフランコ政権は、独裁から王…

言葉と文化

今、日本には中国語とハングルが溢れています。 ちょっと出かければ、公共看板の多くが、中国語とハングルで表示されています。 まるで、日本がトリリンガルな共通語を持つ国であるかのように、、。それは観光客の利便性の為なのですが、果たしてそれでいい…

あーとふるないと#20 青春て何? 村山槐多が歌ったもの

青春は若者にはもったいないと言ったのは誰だったか、、。若いということは、ぶざまなもの。 未熟で、愚かで、過剰で、、。自分で思うほどは、人は見ていない。 世間はそれほど他人に関心はない。望むほど、たいそうな人間でもないけれど、 諦めるほどにダメ…

青春とはなんだ、、。

色々と考えることに疲れて、 ちょっと息抜きに、何も考えない時間が欲しくて、 久しぶりの映画館に行きました。 コクリコ坂から、というアニメ映画を見ました。 う〜〜ん、、どうにも、、 何故この映画の評価が高いのか、僕にはさっぱりわかりませんが、、。…

ヒエロニスム・ボッシュ

数少ない好きなテレビ番組に、テレビ東京でやっている「美の巨人」があります。滅多に見られないのですが、昨日ふっとチャンネルを合わせると、ヒエロニスム・ボッシュをやっていました。 ボッシュは、美術史の謎の画家です。とりわけその代表作「快楽の園」…

あーとふるないと#14 クリスト 祭りの時間

ケドコンティというところに僕の仕事場はありました。 大きなアールヌーボー風のフチ飾りの窓の外一杯に、 ポンヌフの美しい橋が見えていました。1985年、クリストのプロジェクトがその仕事場の目の前で始まりました。 それがこの天才作家との幸運なファース…

あーとふるないと#10 ジョルジュ・デ・キリコ シュールレアリスム 民族の歌

パリの夏は陽が長い、、。 10時頃まで明るさの余韻があります。貧しい画学生は、夏の夕べ、美しい町並みをひたすら歩いて過ごしていたように思います。シテ島の、散歩でよく歩いた道沿いに、高級なレストランがありました。 夕暮れそぞろ歩きながら、いつも…

あーとふるないと#10 放送後記 ジョルジュ・デ・キリコ シュールレアリスム 民族の歌

放送が始まる直前にテクニカルなトラブルがあり、かなり焦りました。先週から、フラッシュとの相性が悪いのか、アクセス不能になったりします。 パソコンを使っていて、不思議なのは、同じ条件でも上手くいったりいかなかったりすることで、理解に苦しみます…

あーとふるないと#8アーカイブアップ パウル・クレー 未完の絵画

竹橋近代美術館で行なわれている展覧会にあわせて、8回目の放送のテーマはクレーでした。童心の画家、 リリカルで詩的な世界、 ・・・そして音楽的な画面。 そんな一般的なクレーの魅力から話を始めました。つづいて、この展覧会のテーマ 「おわらないアトリ…

あーとふるないと#7 放送後記 アンギアーリの戦いの話

今回はフリートークの回。 近ごろ、風呂で寝てしまって溺れかける、という話からスタートして、特別テーマというほどのものもなく、ダラダラ〜っと。 そのうち話は、自分の作品の話になり、ベルリンでのインスタレーションの思い出になりました。 勢いと流れ…

あーとふるないと#8 パウル・クレー 未完の絵画 放送後記

7月2日のあーとふるないとで、クレーを取り上げました。 過日行ったパウル・クレー 終らないアトリエ という展覧会の感想を軸に、 パウル・クレーの絵のもつ魅力、 同展覧会のアプローチ、 そこから、先に見える、クレー作品の意味。 そんな展開でした。この…

あの軌跡を思い出した日/はやぶさ

先週パウル・クレーを見に行きました。 小雨の降る土曜の昼過ぎ、竹橋は近代美術館方面にむかう人群れで溢れ、クレーの日本での人気の高さをあらためて実感、、と思ったら、人々は美術館の前を通り過ぎて、そのままさらに坂道を登って行きます。 ? ツラレて…

展覧会 沈黙の森

展評をするつもりはないですが、、 一応、展覧会での雑感なので、このカテゴリーに。今日久しぶりに展覧会に行って来ました。 僕がお世話になったアートポイント画廊のオーナーだった 岡田氏がプロデュースする小さなグループ展です。 知古の作家さんは山田…

あーとふるないと#6アーカイブアップ カラヴァッジョ 光と影

何故か、動画のサムネールがフェルメールデルフトの真珠の耳飾りの少女になってしまいました。 動画のサムネールは、こちらで自由に選べるのではなく、自動的に3点ピックアップされる中から選ぶのですが、不思議なことに、カラヴァッジョがない! 本編では、…

あーとふるないと#6 カラヴァッジョ 光と影 後記

あーとふるないと#6 カラヴァッジョ 終りました。 ちょっと体調を崩しかけていたのでだるかったのと、色々と別の用事があって、準備がはかどらなかったので、以前この日記で書いた時に少し下調べが出来ていたカラヴァッジョを取り上げる事にしました。オープ…

次回あーとふるないとは、カラヴァッジョ

次回あーとふるないとは、カラヴァッジョを取り上げます。 以前もこの日記で取り上げましたが、バロックの巨匠カラヴァッジョをやることにしました。 ちょっと身辺が忙しく、調べものに追われている日々で、準備が間に合うかどうか、、。 不安が残りますが、…

あーとふるないと#4アーカイブアップ 小津安二郎 語られないドラマ

小津安二郎 語られないドラマ アーカイブアップしました。初めて見たのは、パリでした。映画に詳しい訳でもなく、当時は格別の興味も無かったのですが、多くのフランス人の高評価に誘われて、、。 まだ二十歳そこそこの若者が共感するには、小津はちょっとシ…

あーとふるないと#5放送後記

今回はフリートークでした。 毎回アーティストの論評をするのは、聞いている方も、やっている方も、疲れるかなと思って、テーマを決めずにダラダラと話してみました。 しかし、やってみて、かえって疲れた。 格別、話芸があるわけでもなく、コメントを拾いな…