あーとふるないと#8 パウル・クレー 未完の絵画 放送後記
7月2日のあーとふるないとで、クレーを取り上げました。
過日行ったパウル・クレー 終らないアトリエ
という展覧会の感想を軸に、
パウル・クレーの絵のもつ魅力、
同展覧会のアプローチ、
そこから、先に見える、クレー作品の意味。
そんな展開でした。
この展覧会は竹橋で今月の終わりまでやっています。
御時間があればぜひ。
いつも通り、評論回は、タイムオーバーになってしまいました。
最後の〆で、ナチスが彼の絵を頽廃芸術とみなしたという話をしたのですが、その後に言いたかった事が、、
胸が詰まって、、言葉になりませんでした。
いずれアーカイブもアップしますが、
当日生放送、ぜひご覧下さい。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv54569636?ref=community
この放送で、、、
「Ceci n'est pas une pipe」
「これはパイプではない」という有名な絵のタイトルを書き込んだコメントがありました。
僕は咄嗟に、デュシャンの作品だと指摘してしまいました。
その後の話で、クレーからデュシャンにつながる関連性を語ろうと考えていたので、そんな反応をしてしまったのだと思います。
すみませんでした。
ただしくは、ルネ・マルグリット作品です。