2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

加藤啓 手品師とトンボ船 

JR中野駅にほど近いテルプシコールは、四十席ほどで満員の小さな小屋で、足下から伝わる電車の振動がほのかに心地良く、そしてパフォーマンスは何時ものように、さりげなく始まりました。 加藤氏とは有隣調査団という企画で出会って以来の付き合いで、律儀な…

Mail

過日、フィンランドに渡った知人からメールが届きました。このサイトを開設した知らせへの返信です。海外とのメールのやりとりはこれまでにもあるけれど、僕の人生の地図に絶えて乗ったことのないフィンランドという国から、というのがなにやら新鮮で、あら…

竹久夢二 

竹久夢二の装丁や挿画を展示していると知って、夢二美術館に向かいました。 本郷弥生の交差点を東大工学部のレンガ塀に沿って根津に向かい、途中暗闇坂を右に折れてだらだらと下る左手に美術館はありました。一戸建ての民家を改装しただけの小さな美術館で、…

絵描きというもの

「絵描きが能書きなんて言い始めたら、おしまいだよ」 と大昔、ある批評家に言われました。 言葉にならないから、描いているのでしょう?潔く、観客にまかせなさい。という意味でしょう。 なるほどもっともな事です。一言もありません。でも多くのアーティス…

インスタレーション エドワード・キーンホルツ

今日、リンクが切れていたインスタレーションのファイルをアップしました。 テストでネット上に流して二週間余り、気になっていたものの、事情があって手を入れられずにいたものです。これでようやく僕のウェブが一通り完成した事になります。 インスタレー…