展覧会 沈黙の森
展評をするつもりはないですが、、
一応、展覧会での雑感なので、このカテゴリーに。
今日久しぶりに展覧会に行って来ました。
僕がお世話になったアートポイント画廊のオーナーだった
岡田氏がプロデュースする小さなグループ展です。
知古の作家さんは山田泰さんと川邊耕一さんの御二人でしたが、
川邊さんは不在。
山脇学園の市ヶ谷のキャンパス内にあるギャラリーで、
何度も前を通っているのですが、
画廊だとは知りませんでした。
窓が多過ぎるなあ、、
床がマズいなあ、、
天井には、まるでオフィスビルのような蛍光灯の列。
うう〜〜ん。
人の展示に行っても、申し訳ないと思いながらも
考えることは自分の作品です。
作家は、他者の目にふれてはじめて、作品が完成すると思っています。
自分の世界に入り込んで、制作していると見えて来ないものが、他の空間、他の作品の間に入ると、分かる事があります。
作品の善し悪しは別にして、それぞれ世界があるので、
打ち消し合ったり、響き合ったり、、。
空間は常に作品に味方してくれる訳ではなく、
たいていは上手く行きません。
そんな中でも、自分の世界を強固に主張できるくらいの強さがないと
作品の力があるとは言えないのですが、、。
果たして自分の作品がこの場にあったなら、、
そういう想像をする事で、なにがしか鍛えられるものがあります。
色々と、我が身をかえりみて、考えさせられる展示でした。
作品左から、川邊耕一、山田守破離