だまし絵の話

北の方は、もう紅葉が始まっているのかな?
こちらはまだまだですね。
でも、日ごとに肌寒くなって来ました。

昨日はあれこれ忙しく、
帰宅してから放送の準備をしていたら、またしても明け方。

今晩(金曜、深夜25時/明日の午前1時〜)から、
いつもの放送(あーとふるないと)をします。




今回はトロンプルイユ(だまし絵)のお話です。
エッシャーからオプアートまで、、
評論というより、楽しく雑談する気分で、、
きっとそういう絵だと思うので、、。



秋の夜長に、、眠れない時は、、暇つぶしに遊びに来て下さい。

予約枠
http://live.nicovideo.jp/gate/lv113439873

コミュニティ
http://com.nicovideo.jp/community/co1134810

明日の深夜はあーとふるないと

ニコニコ動画でユーザー放送「あーとふるないと」を始めて
かれこれ1年半が経ちました。
このブログでも告知や放送後記をアップしていたのですが、、、
途中で多忙になってブログを投げ出して、、。

これから少しづつ再スタート。

明日はフリートークの予定で、アーカイブは残しません。
今、原宿の太田記念美術館でやっている
月岡芳年などにも触れながら、雑談をしたいと思います。
是非、ご来場下さい。

・・・イタそう、、、^^;




金曜深夜25時〜(土曜01時)
美術作家、龍崎哲郎が、古典から、現代アートまで、
時に寄り道、時に脱線しながら気軽に喋る放送です。

ニコニココミュニティ あーとふるないと

http://com.nicovideo.jp/community/co1134810


あーとふるないとってどんな放送?という方に、、、
過去放送でブログ未アップのものから、、

エドワード・ホッパーについて喋った回です。

好きなアニメ、、「時をかける少女」

今週のお題「好きなアニメ映画」
そんなにアニメを観るほうではないから、
さほど選択肢はないけれど、
細田守監督の「時をかける少女」は好きです。

もともと大林宣彦監督の「時をかける少女」が大好きでした。
未だに好きな邦画の五指に入る名作だと思っています。

昭和そのもの、青春そのものが、
映画というかたちに姿を変えて現れたような作品でした。
あの学芸会のようなヘタクソな演技と、
なんとも言えない稚拙な特殊効果の撮影と、、
普通にみれば欠点だらけなのに、、。

昭和の青春を描いた映画というスタンスならきっとあの稚拙さは、
目を覆いたくなるような失敗なのでしょうけれど、
アイドル青春映画という悪条件を逆手に取った、
青春を撮る青春という仕掛けが見事に成功して、
美しい、ずっと記憶に残る映画になっていました。


http://youtube.com/watch?v=kk3W5tLEm0w&feature=related


時をかける少女は色んなバージョンがあるけれど、
あの大林作品がある限り、なかなか難しいと思っていたのですが、
予想を裏切る素晴らしい出来でした。
実写ではなくアニメにした事もよかったのかも知れません。
マッドハウスは画面も奇麗で作画のタッチも好きです。

http://youtube.com/watch?v=RT3cwwPdgHg&feature=fvst


どちらも日本人にしか描き得ない世界で、
こういう叙情は
戦後の日本の一番美しい詩なんじゃないかと
このごろ思います。


ずっとお休みしていたので、
これまで放送したニコニコ動画
順次紹介しようかと思ったんだけど、、、。

ツイッター始めました!!

ずっとブログを放置していました。
理由は、、パソコンの不具合で、自分で自分のブログに入れず、
他のことで忙しかったので、そのまま投げ出して^^;
ず〜〜っと放置でした。

少し余裕が出来たので、いじってみたら、ブラウザの問題でした。
どうやら解決したので、ブログも再開します。

さて、再開最初の情報は、
twitterを始めたというお知らせです。

https://twitter.com/tetsuro_ryuzaki

時々つぶやきます。
みなさんフォローを御願いします。

文化とアートとサブカルチャー


文化とアートという言葉がごっちゃに使われているような気がします。
本来それは相容れない概念だと思うのですが、、。

徒然にそんな話をしました。

三回連続でフリートークアーカイブをアップです。


世界はひとつか?

リビアカダフィが死にました。
独裁国家は、政権の交代方法を準備していないから、
終る時は、クーデタか、革命か、暗殺か、
どちらにしても、ハッピーエンドとはいかないようです。

独裁のすべてが悪とは思わない。
スペインのフランコ政権は、独裁から王政の民主主義へと
ソフトランディングに成功しました。
第二次世界大戦の荒廃を免れた手腕は
もっと評価されていいだろうと思います。
スペイン内乱は、多分に、連合国側と、左派陣営双方の
革命の輸出という側面があって、
有る意味余計なお世話を世界中が焼いたという印象さえあります。
ヘミングウェイもマルローも、、
みな、ある種の時代の高揚感の中で、
いらぬ世話焼きに、スペインまで出かけたという感は拭えません。

ぼくは、アメリカ社会がキャパを持ち上げるほどには、
賛同する気にはなれないのです。

政治の言葉は真実はひとつしかないでしょう。
より多くの真理を含むなら、
それはプロパガンダとしては絶対になります。

それが政治の宿命であれば、致し方のないことだけれど、
文化にはまた別の言葉があるような気がするのです。

エジプト革命の時にネットで評判になった
ユーザー放送をいくつか観て、
その独善に、、嫌悪感を持ちました。
自分達が信じる思想だけが絶対だという異様な信念、、
自由と民主主義という旗さえ掲げれば、
世界は従うべきだという、
キリスト教以来、ヨーロッパ世界がずっと持ち続けた
教条主義的なドグマ。

ぼくはそういうものが嫌いです。

民主主義は信じるけれど、それは相対的なものであって、
どうしてもぼくの中では、絶対には成り得ないのです。

中東の狂犬と呼ばれた男が死んだそのニュースを見ながら、
徒然に思ったことを話したフリートークでした。



言葉と文化

今、日本には中国語とハングルが溢れています。
ちょっと出かければ、公共看板の多くが、中国語とハングルで表示されています。
まるで、日本がトリリンガルな共通語を持つ国であるかのように、、。

それは観光客の利便性の為なのですが、果たしてそれでいいのか、
そんな疑問について語った放送です。

普段はフリートークは生放送だけで、消去しているのですが、
先週のあーとふるないとのフリートークアーカイブにしました。
ちょっとだけ考えて欲しいことです。

オープニングとラストのトークを削った短めの動画です。
とは言っても、ぼくの動画は長いけど、、^^;