あーとふるないと#3 アンディ・ウォーホール/資本主義の歌 アーカイブ

前回のあーとふるないと アンディ・ウォーホール/資本主義の歌アーカイブをアップしました。 見逃した方はぜひご覧下さい。 ニコニコ動画の画面に飛べば、コメントも打てます。 当日のコメントごとアーカイブしましたが、、。 同放送後記

あーとふるないと#2 上手い絵って何? アーカイブ

友人の手を借りて、あーとふるないと#2アーカイブをアップすることが出来ました。なんとも、、中途半端な放送でしたが、、。見逃した方は、ぜひ。 ダブルクリックしてニコニコの画面に飛べば、コメントも打てます。 当日のコメントごとアーカイブしてくれま…

あーとふるないと#3 アンディーウォーホール 資本主義の歌 放送後記

あーとふるないと#3 アンディーウォーホール 資本主義の歌 終りました。 ウォーホールは非常に有名な作家ですけれど、その知名度に比して果たして何処まで理解されているのかなと、トライしてみました。ポップアートの概略からはじまり、、例によって寄り…

狼だ、、。

狼だ〜と言う。 みんなが驚く。 また、、狼だ〜と言う。 また、、驚く。そして今本当の狼が出て来ているのに、、 世間はもうあまり驚かない。葉もの野菜なんて、どうでもいいレベルの数値。 水なんて、どうでもいいレベルの数値。 大した事ではない問題で馬…

上手い絵、下手な絵、、あーとふるないと後記

始まってから30分、中尊寺の話をしていました。 枕のつもりが、いつのまにか、布団になっていた。 まあ、脱線するのは、この放送の仕様なのだけれど、、おかげで美術の話の時間が無くなり、、最後は駆け足、なんとも中途半端な放送でした。 反省、、です。第…

上手い絵、下手な絵、、ニコニコ生放送告知

先週からはじめたニコニコ動画の生放送。 金曜深夜25時から、、 今晩もやります。今回は、上手い絵、下手な絵、、って何? というテーマでやってみようと思います。初めの一歩のような話ですが、、現代アートってホントに上手いの?これって意外に、話されて…

平泉 中尊寺

平泉の中尊寺が世界遺産に登録されそうだというニュースが流れました。疲弊している東北地方にとっては朗報です。何年か前に、中尊寺に行きました。人が少なくて、、静まり返っていて、、とても良かった。中尊寺は嘉祥3年(850)、比叡山の慈覚大師によって…

あーとふるないと#1後記

初めて、ニコニコ動画のユーザー生放送をやってみました。 アートを語る放送もあってもいいんじゃないか、、、すごく単純な動機ですが、、 兎も角も、、やってみよう、、 出たとこ勝負と見切り発車が信条なので、、。いざ初めて見ると、やっぱり固過ぎるかな…

文化の変質

数年来ひきこもっていた青年が、親の説得にも部屋を出ることなく、家ごと流されたというニュースがありました。 震災発生当初の溢れる悲惨なニュースの中でも、この話がひときわ僕の心に残りました。咄嗟に僕は、数年前の荒川の氾濫のニュース映像を思い出し…

ネット放送を始めます!

僕が小学生の頃、ドリフターズの番組が流行っていました。毎週土曜の8時から始まるこの番組を見ていないと、週明けの教室で話題から取り残される。我が家は食事時にテレビをつける習慣が無く、この国民的番組の話題が出るのが苦痛でした。私より上の世代が、…

せめてもの礼儀

先週の土曜日に劇団夜想会の「俺は君のためにこそ、死にに行く」を見に新宿紀伊国屋に。 知覧に実在した富屋食堂の女将、 鳥濱トメの目から見た特攻隊員の群像劇。 実話をもとに、石原慎太郎が書いたものを、 主宰の野伏翔さんが演出脚本。素晴らしい舞台で…

蜘蛛巣城 黒澤明の映画

黒澤明と出会ったのは、パリのポンピドーセンター内のシネマテイクでした。 黒沢に限らず、小津安次郎、溝口健二、成瀬巳喜男など、日本の名画の多くにフランスで接しました。往年の名画を、巨大スクリーンで観ることが出来たのは、幸福な体験でした。気の置…

この国の未来

「東日本大震災は、この国を変えた」 という文章をメディアで目にします。 多くの識者が日本を見直したと語っています。 素晴らしいと賞賛しています。 ホントにそうだろうか? そんな簡単にこの国は変わるだろうか? 僕はそうは思いません。 変えるかも知れ…

マジで死んじゃうX秒前♪

今日も、、地震がありました。 いまもまた揺れています。 きっと誰もが疲れています。 直接の被災者の方は勿論、、 東北、関東圏に住むみんなが、、。友人から話を聞いて、、 ある動画を探し出しました。このアップ主、面白い青年です。大変な危機的状況にあ…

長く生きていると、、。

阪神淡路、オウム、9.11、そして今度の東日本大震災。人間、長く生きていると悲しい記憶ばかり増えます。 明日に架ける橋疲れ果てて、自分をちっぽけだと感じてる時 瞳に涙があふれているなら 僕がぬぐってあげるよすさんで、友達が見つからない時 僕は君の…

希望の国の憂鬱

日本には、希望がない。 日本はダメだ。 つい先頃までは、こんな言葉がメディアに溢れていました。しかし、震災を経た今、日本はやれば出来る子に変わりしました。 列にならぶ、忍耐強い、規律に従順、治安がいい、こんな事は昔からわかっていた話で、今更驚…

遠くには行けない

キングクリムゾン/King Crimsonというバンドがありました。 今もあるのかな? 人生で最初に影響を受けたアーティストのひとつです。まだ、塩ビ盤のレコードの時代に、1日中聴いていました。 長い間制作活動をしていると、様々なアーティストと出会い、影響を…

命をかけるということ。

今、被ばくの危険の中で、戦っている人達がいます。自衛官、消防、警察、そして東電の人達。 素人の僕たちではどうしようもないことなので、黙って見守るしかありませんが、、。彼らは菅直人が口にしたあの安っぽい「命がけ」ではなく、字義通りの命をかけて…

空がいつになく綺麗だった日

過日、ちょっとした打ち合わせで渋谷に行きました。 電車の運休、計画停電。ネオンは半減、いや、もっと減っていたかも知れない。行き交う車も少なく、人もまばらで、毎日が祭り騒ぎのようだったあの渋谷は、そこにはありませんでした。 今日、ニュースで、…

揺れる想いと、prayforjapan

地震の当日、僕は家にいて、棚から本を取ろうとしていました。 最初は小さな横揺れで、だんだん大きくなり、かなり長い間揺れ続けたと思います。鉄筋コンクリートとはいえ、スゴい古築のマンション。はなはだ心もとないのですが、なんとか持ちこたえました。…

カラヴァッジョ その2

ラファエロ・サンティの名画「ひわの聖母」。彼は盛期イタリアルネッサンスの代表的画家です。 美しい絵ですが、この絵には陰影がありません。否、あるのだけれど、それはあくまで、対象を立体的に見せる為の補助に過ぎず、画面全体を光がやわらかく、包んで…

カラヴァッジョ

「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」を、レンタルビデオ屋で、手に取りました。無精者の僕は、たいていの映画を、自宅で観るのだけれど、もし上演していると知っていたら、映画館で観てもよかった。 画家を題材にした映画は古いところでは「モンパルナスの…

「存在の耐えられない軽さ」

「存在の耐えられない軽さ」の著者、ミラン・クンデラは、「神聖にして、犯すべからざるもののある社会は、芸術の生きる社会ではない」と語っています。 チェコに生まれ、ソビエトの軍事介入に抵抗し、プラハの春を舞台にした小説を書いた彼の言葉ですから、…

Manifest Destiny「明確な神意」を見る想い

今、中東では、内乱状態になっている国もあるようです。 中東と言っても、各国それぞれの歴史と事情がありますから、ひとくくりには出来ないのですが、それぞれの国の事情に精通したコメンテーターがいない日本では、あまり、きちっとした解説がなされません…

7ヶ月ぶりの日記

実に7ヶ月も、日記を更新していませんでした。 その間、画業のほうもおろそかにしていて、1点の作品も作っていません。 去年、この日記で御知らせした「いのちを見つめる/美術とリプロダクション」という展覧会も、早々と離脱し、主催の高草木さんに、とても…

ホモアクトレス 

前回の日記で、演じるということを書いていて、思い出したことがあります。 我が家に猫がいました。 まだ目も明かない捨て猫を二匹、原美術館の庭で拾ってしまって、これも縁かと思い、育てました。 へその緒もついたままの新生児だった子猫たちは、危うい命…

女性と演技

近ごろ諸用があって 「夜想会」という劇団の若者たちと出会いました。まっすぐで、温かい人たちです。 この劇団は、演出家の野伏翔さんが主宰しておられ、横田めぐみさんの拉致問題をあつかった「めぐみへの誓い」などを公演し、その際には横田さん、ご夫妻…

消え行くものと残るもの

身辺に色々あって多忙を極めていたので、ずっと日記が書けないままでしたが、ようやく一息つき、久しぶりの再開です。 今年の九月の「いのちを見つめる」展の打ち合わせの時、同席した島村美紀さんから、写真のラボを紹介して欲しいと頼まれました。彼女も写…

九月の展覧会

今年の九月にさいたま市のプラザノースギャラリーで、いのちを見つめる/美術とリプロダクションというグループ展を開催します。 さいたま市の北にある、ショッピングモールや役所が入った複合施設なるものの中に、このギャラリーはあります。この手の施設に…

明日のない日

先週日記を書いて四日後に、母が他界しました。姉夫婦が経営する小田原の病院で未明に息をひきとったとの知らせが入りました。 白い経帷子を着て、手甲(てっこう)脚絆(きゃはん)に草鞋(わらじ)を履いて、六文銭を手に旅立ちました。母の実家の宗旨が浄…